ｓａｕｎｄ

あれから、夜名前を呼びながら外をフラフラし、スープを探しまわりましたが見つかりませんでした＞＜。
仕方がないので、お水をお外に出して、玄関をチェーンロックにし、隙間を開け、室内にスープの好物のパウチのキャットフードを置きました。
念のため来たら気づけるように、玄関の隙間に鈴を置いてみたり。
「立ちわかれ　いなばの山の峰におふる　まつときかば　今かえりこむ」
という、唄を紙に書き、よく猫が出入りしていたドアに貼り付けると、迷子猫が高確率で帰ってくるというのを見つけたので、部屋のドアに貼り付けておきました。

ずーっと耳を済ませていたので、朝になると耳の鼓膜あたりがなんかズキズキしてました、。
で、朝の5時頃、祖母が津波を起こしにやってきました。
なんと、玄関にスープがいるというのです！！
わぁ＞＜。。
丸一日と半くらいで帰ってきた＞＜。
元ノラの室内猫だし、去勢してないし、家の周りには意外と猫がいるしで、もう駄目かと思ってたのでビックリしました。
スープっと名前を呼ぶと、かすれた声で「なぁ～ん」と鳴いて、玄関を開けるとはじめは躊躇しながら津波の部屋へ猛ダッシュしていきました(笑；

スープを見ると、体中くもの巣がついていて、いったいどこにいたのやら；
足をふいても汚れがないので、更になぞが深まりました。
事故にあっていたらどうしよう、もう帰ってこなかったらどうしようかと思っていたので、本当にほっとしました＞＜。

それからのスープは、寂しかったのか本当にベッタリくっついてきて、離れたくなさそうでした。
猫で、どうして怖がりだったり甘えん坊なのに、冒険心に負けてしまうのかが本当になぞです。
だけど、本当に心底安心感と嬉しさがこみ上げた日でした。

その後津波のほうが腹痛になって半日大人しくしてたのですが、スープとベタベタベッドでいちゃつく時間があってよかったのかもしれません(笑